2014年04月30日

水生昆虫観察会に参加しました

 新緑が気持ちよい季節になりました。川虫や川魚たちのことも気になり、4月20日、高知の水生昆虫観察会を取材しました。ガイドは、NPO法人環境の杜こうちの副理事長でもある石川妙子先生。今日のポイントは高知市の水がめ鏡川上中流域付近の蛇行した瀬です。早速網を片手に石を動かすと、丸々と太ったヘビトンボが次々と出現です。ヘビトンボは、川虫の生態系のトップに位置するため、沢山いるところは生態系も豊かな証拠と教えてもらいました。

 そんな話を聞きながら、水の流れが速いところや緩やかなところ、流れや地形に変化があるところに行って、網に魚や川虫を採集後、トレーに移し観察しました。大収穫は、オオヨシノボリやカワヨシノボリ。産卵を控えお腹がパンパンの魚たちを観察することができました。観察が終わり、魚たちは川へ、川虫たちは種の同定のために、実験室に運ばれることになりました。

 場所は変わって、運ばれた水生昆虫たちの判別をするのは、川虫研究会のみなさん。慣れた手つきで川虫たちを分けて行きました。全く何が何やら分からない私もマンパワーとして参画。優れものの1冊のガイドブックを片手に、「カワゲラ?トビケラ?」と右も左も分からないまま同定をスタート。始めて川虫分類の世界に入りました。

 実体顕微鏡をのぞくと、「うわ~っ。気持ち悪い~。」最初のサンプルはヒゲナガカワトビケラでした。うにょうにょとした黒く艶っぽいのがなんともなのですが、その葛藤を乗り越え見事同定成功。始めてなのにセンスがいいと褒められたばっかりに、どんどん調子に乗って同定。6種類を判別することができました。

 結局この日みんなで判別したのは20種類。尾の数や頭部の模様など、観察ポイントが多数の川虫たちの分類にすっかり没頭してしまいました。

 「豊かな生態系」と説明するのは簡単ですが、どう豊かなのかを同定作業を通して知ることができました。川虫観察、ぜひみなさんも一度参加してみて下さい。
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posted by 4epo at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記